<バレーボール>4試合82得点の金軟景…「サッカーならメッシ以上」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.19 11:15
2014年女子バレーボール・グランプリのドイツ-韓国戦が開かれた京畿道(キョンギド)華城(ファソン)体育館。1-3で負けたドイツのジョバンニ・グイデッティ監督(オランダ)は25点をあげた韓国10番選手を示して「サッカーならメッシ以上だ」という言葉を残した。グイデッティ監督は2年ぶりとなる今月14日、リオデジャネイロオリンピック(リオ五輪)世界予選でオランダを率いて再び韓国に0-3で負けた。グイデッティ監督は「この選手は本当に特別だ(something special)」として称賛の度合いを高めた。「バレーボール女帝」金軟景(キム・ヨンギョン、28、フェネルバチェ)に対する賛辞だった。
金軟景は今大会予選4試合で82点を記録して得点2位を記録している。アタック成功率(45.18%)は5位だ。攻撃力だけではない。相手のスパイクをレシーブで返球する「ディグ」は1セットあたり1.71本で11位、レシーブ正確度は32本で8位だ。相手チームが金軟景に負担を与えようとサーブを集中させるが全く通じない。落ち着いてレシーブを返した後、力強くジャンプして強烈なスパイクを放つ。トルコリーグのフェネルバチェのライバルチームであるワクフバンクを率いるグイデッティ監督が「20年間でこのような選手を見たことがない」と話す理由がまさにここにある。